今日も、ロルバーン工場は忙しく稼働中。
大量生産のプロダクトですが、最終工程は、一冊ずつ手作業で行われています。
オリジナルのカラーインクや紙の匂い、伝わりますでしょうか?
オリジナルのカラーインクで表紙を印刷
ロルバーンの表紙は、濃く鮮やかな色味が特長。色ムラなく均一に仕上げるため、すべての表紙の色にはロルバーンのオリジナルカラーインクが用意されています。
2回の印刷を行った後にニスを引くと、グラフィックの文字が際立つ鮮やかな表紙が刷り上がります。
クリーム色の方眼メモを山積みに
中面は、クリーム色の上質紙に5mm方眼をグレーで印刷します。こちらは1回の印刷で済むため、あっという間に刷り上って山積みに。印刷の後は、ミシン目入れの工程。ゆっくりとした機械の動きとともにミシン目となるギザギザの歯が降りてきて、一枚一枚にしっかりと目が入ります。
ミシン目のついたメモ用紙は、10冊分の900枚をまとめて断裁。断裁機の動きに合わせてなめらかに紙の束を動かしながら、各サイズの用紙にしていきます。
最終工程は、一冊ずつ手作業で
印刷された表紙とメモ用紙には、ロルバーンの最大の特徴とも言える、リング用の穴が必要です。それぞれ紙の厚さが異なることから、別の穴あけ機を使用します。厚くて堅い表紙は、ミシンのような機械で一枚ずつ。メモ用紙も同じく一枚ずつ穴をあけますが、こちらは新聞印刷の輪転機のようなスピードで、またたく間にリング穴付きのメモ用紙が完成。
その後、長期間使用してもつぶれないように角を丸くする工程を経て、ビニールポケットと色台紙、ゴム付きの裏表紙を用意したら、いよいよ最終段階へ。
最後は、すべてのパーツを決められた枚数ごと、順番通りに整えていきます(丁合い)。丁合いされた束は、専用の機械を使って、一冊ずつ手作業でリング留めを。この最終工程をすべて手作業で行うことにより、品質チェックも同時に進行します。
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